
大学の歴史 東京工芸大学について
設立の経緯
本学は大正12年(1923年)に創立された、100年の歴史と伝統を有する大学です。「日本の写真技術の振興に寄与する人材を世に送り出し、国家の発展に貢献するためには写真教育を行う専門の学校が必要である」という理想を提唱していた小西本店(現在のコニカミノルタ株式会社)創始者、六代 杉浦六右衞門が他界した後、その理想と遺志を後継した七代 杉浦六右衞門が東京府豊多摩郡代々幡町幡ヶ谷(現東京都渋谷区本町)の地に、「小西写真専門学校」を創設しました。

「(前略)故先代杉浦六右衞門、つとにこれを憂ひ、私財を投じて写真学校を設立し、以って本邦写真界の為に尽さんことを決意し、その企図に努めしも、生前 その意を果たすに至らざりき。不肖先考の遺志を承継して、ここに本校を設立することとなれり(後略)」と七代 杉浦六右衞門により、高等の専門的写真教育が開始されたのが本学の前身です。

年表
-
1923
(大正12年)
-
財団法人小西写真専門学校創立
小西写真専門学校設置[現 東京都渋谷区](本科、選科、別科)
前身である小西写真専門学校(旧制)は、日本で初となる写真を専門とする高等教育機関として1923 年に設置されました。本学は一世紀を超え工学と芸術を融合した教育を展開し、現在に至ります。
-
1926
(大正15年)
-
校名を東京写真専門学校に改称
-
1934
(昭和9年)